箱根での出会い
旅行にでかける時の常として、朝の出発がいつも2時間ぐらい予定より遅れる。そこで、今年は4時起きを通達。こうして自宅を5時40分に出発した。その甲斐あってか、途中2回の休憩を挟みながらも、5時間後には富士山近くまで到着。今年から、夫の運転を二人の息子が手伝い、夫もようやく運転疲れから解放され、ドライブを楽しむことができたのではなかろうか。
時間に余裕が出来たため、箱根、芦ノ湖を回ることにした。芦ノ湖湖畔の休憩所でパンフレットを物色していると、横に立った初老の男性が、「この地図をもらっていくか」と独り言を仰ったので、つい私も「私もそれをいただきましたわ」というと、それがきっかけとなり、奥様と3人で話が弾んだ。「箱根生まれの箱根育ち」というご主人が、初めて箱根を訪れたという私たちに勧めてくださったのが、「箱根の関所」「箱根神社」そして「大湧谷」という温泉のわくところ。黒い温泉卵で有名らしい。とても親切にアドバイスをして下さり、お礼を述べてまずは関所へと向かった。大涌谷へのルートは大渋滞で断念したが、嬉しい出会いに感謝しながら、いよいよ富士山が間近に見える宿へと箱根をあとにした。また必ず来ますから…と心の中でご夫婦につぶやいた。
写真は関所の展望台から芦ノ湖を望んだ一枚
2013/8/22
富士山は美しかった
日本のシンボルである富士山を、幾度となく新幹線から眺めた。そしていつか、目の前で見てみたいとかねてより考えていたが実現せず何年も過ぎた。そして今年は、ようやくその夢が叶った。
よすぎるお天気のなか向かった5合目。もちろんバス。サンダルばきやワンピース、という軽装も多く、いかに気軽に行けるかを物語っている。バスターミナルを出発して45分ほどで到着した5合目は人であふれかえっていたのは、今年富士山が「世界遺産」に登録されたからだろうか。
雲一つなく、山頂までその姿を遮るものは何ひとつないなか、富士山はその姿を存分に、誇らしげに見せてくれた。その昔、私の祖母や母ぼ時代には「死ぬまでに一度はお伊勢さんを…」と言っていたように思うが、私の中では絶対富士山だった。「あぁ、来てよかった!」
子供たちは中学時代に学校行事で富士登山があり山頂まで登っていたが、それでも今回は「辛さ」を伴わず、その勇壮さ、美しさを存分に楽しめて満足そうだった。
果てしなく遠くに見える山頂を見上げながら、チャンスがあればあのいただきに到達してみたいという欲が出てきてしまったことを、家族には内緒でここに記しておこう。
2013/8/17
ことばの重み
「ことば」を使う職業に長く携わってきた。時にはマイクを握り、時にはペンを取り、使う言葉をねった。どうすれば自分の真意が伝わるか。誤解を生む表現はないか。音声表現をするときは、どんな表現が一番適切か。声はどうか。トーンはどうか。速さはどうか。同じ文章でも、表現方法でずいぶん印象度は違ってくる。相手が子供なら、高齢者なら、主婦層なら…
プロの端くれであろうと、やはり、それを生業とするならば言葉に責任を持つのは当然のことで、だからこそ、仕事に対し責任と誇りを持ってこれまで仕事をしてきました。
さて、今日は何が言いたいかというと、昨今の日本の政治家の発言を聞いていると、その発言に対する責任感のなさ、無神経さ、傍若無人ぶり、傲慢、不遜…
あまりにもひどいのではなかろうか。首相を始め、閣僚、首長にいたるまで、その度にニュースで流れ海外メディアにも取り上げられて、海外からも不信感や不快感をあらわにされ、ただただ恥ずかしい。
百歩譲って発言の一部だけ強調されたとか、誤解される取り上げ方をされたとしても、そんな言葉を使う方が悪いのだ。自分の意図が伝わらないことを人のせいにするのではなく、自分の未熟さのせいとふりかえる「謙虚さ」も必要だろう。年をとっても、高い地位についても失いたくないものである。
2013/8/11