母の面会
10日前、母が老人保健施設から老人ホームに移った。以来初めての面会。前施設を退所したら、ぜひとも食べたいものを食べさせてやりたいと考えていたが、念願のフライドチキンを購入し、一口サイズに切って、あとはいちごと羊羹をもって面会に向かった。
オープンしたばかりの気持ちの良いこの施設はお風呂や食事が充実しており、視界を遮るような建物が近辺にないので居室からの眺めがとてもよかった。
94歳…脳梗塞の後遺症があるとはいえ、まだ頭はしっかりしているし、元気な母。が、いつ何があってもおかしくない年でもある。若いころから苦労が絶えなかった母には、できる限りのことをしてやり、お互いに「ありがとう。またね!」と笑顔で別れができたらと思ってきたが、どうも新しい施設にはなじめていないらしい。話を聞くと、どうもスタッフ不足で要望にすぐに応えてもらえないのが原因のようだ。元の施設に戻りたいという母を何とかなだめてみたもののどうしたものか。
実は、これが二回目の老人ホーム入居。去年はいったところは二ヶ月で退所。心ないスタッフの言動に、日に日にふさぎ込むようになり、一日中暗い部屋で寝たきりで過ごす母を見ていられず、元の施設に帰りたいという母の願いを受け入れてもらった。
そして今回…。悩ましい。何とか慣れてくれるといいが…
2024/3/31