葬儀のひとコマ
葬儀・告別式の際に、ご遺族は、故人が生前頑張って製作された様々な作品を持って来られる。書、パッチワーク、写真、折り紙、刺繍、小物…
私はディスプレイのプロではないが、そうした作品の数々を、いかにきれいに飾るか、考えるのが好きだ。
ただ積み重ねるだけでなく、ただ柱に引っ掛けるだけでなく、ただ机に並べるだけでなく、できるならその方の、生涯最初で最後の「個展」風にして差し上げたいと。
持ってこられたご家族の「思い」が「形」になると、心からの感謝の言葉をいただける。悲しみの中で、わずかに心和むひと時である。
2019/7/20
免許更新
昨日運転免許更新のため、住まいのある警察署へ出かけた。月曜日とあってかかなり混んでいて(といっても田舎のこと、しれてはいるが)、署内駐車場に入るのに30分待ち。書類を書き終え手続きするまで1時間待ち。待つといってもそのためのスペースがあるわけではなく、トイレが並び裏口に通じる通路に並んでいるだけ…
郊外に位置する公共の場所。せめてもう少し駐車場を増やしてほしいものだ。できれば待合室を用意し、順番が来たら館内放送をするなど、利用者側に立ったサービスをしてほしい。サービス業に長年携わってきたために、常に周りをそんな目で見てしまう癖がついた。
さて更新に来た人を見ているとかなりの高齢者もいる。年齢で一概に判断はできないが、窓口の担当が狭い署内に響き渡るような大声で説明し返事を促す様子や、視力検査で何度も間違い、いったん休んで再度やり直すように言われる人々を見ていると、昨今の事故が脳裏をかすめ、不安を覚える。
生活に不可欠で免許を手放せない事情があるのだと察するが、そんな人々が安心し、気軽に利用できるような充実した交通機関を整えてほしい…と、つくづく感じた一日だった。
2019/7/9
星誕音楽堂コンサート
私の住まいがあるのは交野市星田。
もともとは古い村で、近年現代風の家が次々に建ってはいるが、古い村の名残があり、時代劇の撮影にも使えそうな構えの家もまだ残っておる。引っ越してきたのは20年ほど前だが、そのころは駕籠すら納屋にある家もあった。
そんな家の一つだったに違いないが、その家の一部を音楽好きなお子さんのために改造し、小規模ながら素晴らしい音楽堂として生まれ変わったのが、「星誕音楽堂」で、我が家から徒歩1分足らずのところにある。
その音楽堂で今日、リュートやフラウト トラヴェルソなど古代の西洋楽器を使ったコンサートがあり、足を運んだ。やわらかい音色に心なごむ午後のひと時を過ごせた。
若い頃ずいぶんコンサートの司会もしたが、こうやって音楽家が自然にしゃべりながら進めていくコンサートっていいなあと改めて実感。我々司会者はどうも張り切りすぎてしまうきらいがあるが、そんな妙な意気込みや計算のない話し方に学ぶべきことが多い。
2019/7/8
卒業生の就職
先日、大学4年生の女の子が、お父さんと、レッスンの合い間に会いに来てくれた。そろそろ就職のはず。どうしているかなと気にしていたのを、高校生クラスに在籍する弟さんから、きっと聞いたのだろう。
「先生!ANAに決まりました。関空で働きます!」とてもやりたかった仕事につけて、本当にうれしそうだった。
小学校の間ずっと通ってくれて英語が好きになり、英語教育で有名な私立の中高一貫校へ行った彼女。英検に合格するたびに報告に来てくれ、私の仕事を手伝ってくれることもあった。
彼女の希望をかなえようと、仕事に懸命に励んでいたご両親を知っているだけに「ご両親に感謝しなくっちゃね!」と声をかけたが、賢明な彼女のこと、きっとわかっていることだろう。ご両親も喜びも一入だろうな。
一人でも英語好きを育てるのが私の英会話教室の目的だから、この日は一日私もハッピーだった。ありがとう。
2019/7/2