奈良の宝
昨年から、月に一度奈良で朗読の機会をいただいている。
映像作家の保山耕一さんが、企画、監督で行われるイベントで、彼が撮影した感動的な映像に、時には生演奏とのコラボも交えながらお客様に見ていただくのだが、その中で、朗読をさせていただくのだ。
若い頃、「真珠の小箱」という番組を担当させていただいたが、この番組で奈良や伊勢、京都など各地の文化財、歴史的建造物などを訪ね、紹介していた。そのロケでよくご一緒していたのが、当時はまだカメラマンの助手として仕事をしていた保山耕一さんだった。
その上映会が、今打ち切りの危機に瀕している。理由はわからないが、保山さんは今奈良県と交渉中らしい。You tubeだけでなく、NHKのBSでも放映され、日本国内だけでなく、海外からも高い評価を得て、多くの感動を呼んでいる映像の数々。
知り合いの経営者の方がよく、「人材は人財」とおっしゃっていた。会社の発展にいい社員は不可欠。そんな社員に恵まれるには社員を大事にし、育てていけば会社を愛し、誇りをもち、さらによい仕事をしてゆく…ということだが。
奈良県には世界に誇る自然遺産や文化遺産が無尽蔵にあり、奈良県の方々はそれを保存するためにこれまで尽くしてこられたことだろう。一方でその素晴らしさを私たち日本人に改めて感じさせ、また世界に広めてきた芸術家や多くの文化人がいた。そして現代にもそれぞれの生業を通して奈良の魅力を発信し続けている人々が存在する。保山さんは誰が何と言おうとその第一人者だ。奈良を知り、奈良を愛し、妥協を許さず映像のプロとして作品をうみ続ける。まさに保山さんは「奈良の宝」だ。その人材に、その宝に気づく人が行政にはいないのだろうか?
そんな中に、新しい風を吹き込み、パイオニアになってくれる人が現れることを切に願う。
2022/1/20
一番鶏
早朝のジョギングコースはいつもお決まりのコース。村の中を抜けると、春には桜で有名な桜並木の起点となる妙見口に出る。そこから緩やかに並木道を登っていくのだが、右手には次第に田畑が広がってくる。
ここ数日朝の気温は零度前後だた、今日は一段と冷え込みが厳しいのだろう。霜柱でいたるところ真っ白だった。そんな風景を楽しみながら視線をジョギングコースに戻した時だった。
「コケコッコー!」
冷たい空気を突き抜けるかのように、威勢のいい声が響き渡った。久しぶりの雄鶏の声に感動しながら走っていると、二回目の「コケコッコー!」
もう20年はこの声を聞いていないのではないか。まだ鶏を飼っているお宅がこの近くにはあるのだ!
25年ほど前に現在の住まいへ越して来た時、わが家からご近所の庭で放し飼いをしている雄鶏の姿を見るのが好きだった。庭を堂々と、ゆったりと歩くその雄鶏の雄姿を毎日見るのが好きだった。まだ薄暗い早朝に、どんなに鳴かれてもその声が好きだった。そんな雄鶏の声を聞かなくなって早や20年。なんだか旧友にあったようなほんわかした気持ちで帰宅し、一日そのほっこりは続いた。果たして明日も会えるかな?
早朝ジョギングの楽しみが増えた。
2022/1/2
初詣と初日の出
今年の元旦は、計らずも帰省した子供たち3人と私たち夫婦そろって地元の妙見神社へのジョギング、初詣、
そして初日の出を拝むことができた。子供たちが幼かった頃、いつも家族5人で出かけたことが思い出され、新年早々うれしいひと時であった。
今朝はよく冷え込み、少し雪がちらついた時もあった。神社から見渡す遠い山々はうっすらと雪化粧。
今日もジョギングできたことに感謝し、今年こそ当たり前の日常に戻れるようお願いして2022年(令和4年)がスタートした。
2022/1/1