子どもの巣立ちに思う
就活中だった二人の子供たちの、行く先がどうやら決まったようだ。すでに2年前社会人となった長男、そして今回の二男、長女とそれぞれに希望の会社で仕事ができるとは、なんと幸せなことであろうか。そんな彼らを見ながら、静かに私も幸せをかみしめる。
親を大きく乗り越えておとなになってゆく子供を見ながら、「親の務めももう終わりか…」と、感慨深い。育児も、仕事も堪能した25年。と書けば、スマートにこなしてきたように人には映るのだろうか。
60代、70代、80代、90代…まだまだ輝いている人たちがいる。さぁ、私には何ができるんだろう。
先日卓球で知り合いになった70代の男性が、将来の不安を語っていらした。私は即座に、「自分でダメとか無理とか線を引いてはダメ。自分が決めつけない限り、いつまでも、何でもできますよ」と言葉をかけたが、それはそのまま自分にかけている言葉でもある。そして、90近い母にもよく言う言葉だ。
健康だからそんなことが言えるのだという向きもあるかもしれない。だが、今朝の新聞で、御年95歳の寂聴さんの言葉を思う。
「幸せは自分で探すもの」
ベッドの生活が増えた寂聴さんだが、限られた空間と時間の中で、自分に見合った幸せを探す。
そう、自分で自分に線を引いてはいけない。
2017/6/8