鳥のさえずりに…
住まいのある交野市は、交通の便の良いとともに、まだまだ自然豊かな田舎町でもある。
先日早朝のこと、あまりにも澄み切った鳥の声に目が覚めた。目をつむったままその声に聞きほれる。そうしていると、あちこちで違う鳥たちが鳴いているのが、かすかに聞こえてきた。生駒山系が目に前に広がり、さぞ野鳥の種類も多いことだろう。仕事から完全に引退したら、もっと山奥で自然にどっぷりつかって環境で過ごしたいとも思うが、連れ合いにその気はなさそうだ。
そんなある日、本を読んでいると、私の心境にぴったりの和歌を見つけて、うれしくなった。
山もとの 鳥の声より明け初めて
はなもむらむら 色ぞ見えゆく
永福門院(玉葉和歌集)
あまりにもうれしくて、何度も声に出して読んでみた。調べてみると 三島由紀夫がこの歌を気に入っていたようだが、それを知ると、急におこがましく思い、テンションが下がる結末となった。
2019/5/28
司会研修
かねてから司会研修を熱望する女性がいた。しかし、互いにイレギュラーな仕事をしているためになかなかスケジュールが合わず、予定をしては流れてしまう…の繰り返し、そうしてようやく昨日実現、車で一時間かけ、スタッフを伴って私のオフィスまで来てくれた。
セレモニーアシスタントとしてキャリアを積み多くの司会者の司会を耳にしてきた彼女はかなり耳が肥え、自分なりの理想とする司会像をはっきりと持ってはいるが、さてそれを目指すにはどうしたらよいのか、細かな質問に答えながら、実際に必要なコメントや、アナウンスをしゃべってもらい、大事なところを順に解説しながらのあっという間の二時間。
ようやくスタート地点に立ち、第一歩を踏み出せたことに満足げな彼女たちを見送りながら、葬儀司会のレベルアップを心から願った。
2019/5/15
初めての屋久島
5月3日から5日まで屋久島を訪れた。かねてから人の手のついていない大自然と生き物を見てみたいと希望していた土地、屋久島。その自然は世界自然遺産部分と国立公園部分に分かれているが、好天に恵まれ、2泊3日存分に自然を満喫した。
レンタカーで、島を一周するのに3時間。山は新緑の時期で、幾層もの緑が積み重なり、その反対側はすぐに紺碧の海、屋久ザルや屋久シカに頻繁に出くわす林道、そしておいしい魚…屋久杉の林立する「屋久杉ランド」やジブリの舞台ともなった「苔むす森」は表現しがたいほど、見事で美しく、自然に身を任せ、共存してきた島民の歴史を少しだけ知ることができた。
残念だったのは、体力的な不安から縄文杉まではいかなかったこと、そしてウミガメの産卵の様子を見られなかったこと。機会があればまた、いやぜひまた行ってみたいと思う。
2019/5/7