ことばのこわさ
人にかけてもらった言葉で、元気をもらったこともあれば、一生忘れられない感動する言葉もある。しかし時には両刃の剣となり、深く傷つけることもある。そんなことを思う出来事が二つ続けてあった。
一つは人気女子プロレスラーの痛ましい死。まだまだ若く前途洋々とした未来のある女性が、SNS上の誹謗中傷が原因で亡くなった。人を「言葉で」ずたずたに傷つけようとする病んだ人間がなんと多いことか…
そしてもう一つは愛知県知事の発言に対する大阪市長の発言。知事も知事だが、市長の発言はさらに子供じみて、品格がなさすぎる。彼にはしばしばこの種の「がっかり」させる発言があるが、「公人」たるもの、ご自分の一挙一投足には、十分気をつけていただきたいものだ。
2020/5/30
ギャンブル依存症?
今、全国の注目を集めているあのK検事長が、あろうことか、「賭け麻雀」をしたことが発覚し、本人も認めたうえで検事長を辞職した。
全国民が「自粛、自粛」といわれ、我慢に我慢を重ね、やりたいこともやれず、夢も奪われ、それでも耐えているさなかのことである。しかも、政局が多いにゆれている、その渦中の人物が、である。さらに言えば、社会の範足るべき立場にあり、正義を論じる職業にある人物が、この時期に「賭け麻雀」とは…
素晴らしい経歴と人格であれば、今がご本人にとって、どんなに大事な時期であるかわかっていたであろうに、それでも少しの我慢もできなかったのだろうか。自制がどうしてもできなかったのだろうか。理性では抗し切れない何かが、ギャンブルにはあるようだ。
だから、私は大阪にカジノができることには反対だ。
2020/5/21
家族内感染
「ステイホーム」と上から声をかけられた今年のゴールデンウィーク。また、それ以前も不要不急の外出を避けるようにと促され、多くの一般国民がしたがってきたわけだが、その効果が表れたか、大阪府では、連日発生者が10人以内に収まっている。一方で、家庭内での感染が増加してきているようだ。学生の感染者が目に付く。家族内でも決して安心せず、お互いに十分気をつければ、第二の余波を乗り越えられるのではなかろうか。
2020/5/9
真のリーダーシップ
吉村大阪府知事が、新型コロナ対策で出された緊急事態宣言に苦しむ府民に対し、国に先駆け、宣言解除に向けての基準を発表した。
国を飛び越えての発表に苦言を呈する大臣がいた。手順から言えば、立場から言えばもっともなことかもしれない。が、そうした行動に出るということは、どれだけのエネルギーがいることだろうか。
私は、個人的には、知事のやり方にこれまで違和感をたびたび覚えた。自分のやり方に従わない人間には、罰を与えるというか、見せしめにするというか、そういうやり方が好きではなかった。
しかし、今回は国がリーダーシップを取れず、群雄割拠のごとく地方がそれぞれ動き出さざるを得ない状況の中で、まず一歩を踏み出した行動力は、称賛に価すると思う。たとえ、それが大正解ではなくても、まずは原案があるからこそ、目標に向かい一歩踏み出せるし、その過程で検討もできるし、たとえ失敗があったとしても、次への一歩につなげられるからだ。それこそリーダーの役割ではなかろうか。
コロナ問題で世の中が右往左往する中、総理をトップとして我が国の政治家に真のリーダーシップがあるかないかを、私たちはまざまざと目にすることとなった。
2020/5/7